宗忠寺(浄土宗鎮西派・池辺町2704)で12月14日、晋山式が行われ、関係者など約200人が参加した=写真。
寺院で新たな住職が就任する時に行われる晋山式。同寺では夏見邦夫前住職から夏見裕貴新住職が就任。同寺は1600年ごろに創建し、約400年の歴史を持つ。晋山式は約40年ぶりの実施となった。
当日は新住職が稚児とともに行列をなす「中宿」から開始。稚児22人とその保護者など約50人が同寺を目指して練り歩いた。同寺に到着後、入り口の山門で開扉式。稚児の健康を願って頭に聖水を振りかける稚児潅頂なども行われ、厳かな雰囲気に包まれた。
本堂では前住職の退任式の後、夏見裕貴住職が「住職として身が引き締まる思い。長い歴史を持つこの寺の伝統を継承していきたい。皆さまのご恩を胸に刻んで、これからも精進していければ」とあいさつした。最後は祝宴なども催され、新住職の就任が盛大に祝われた式となった。
|
<PR>
都筑区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|