東山田中学校(東山田2の9の1)で2月21日、「やまたろうBOSAIわくわくキャンプ」が行われた。
いつ来るかわからない地震などの自然災害。同キャンプは学校での避難生活を疑似体験し、地域のつながりを強めることを目的に行われた。昨年7月に初開催され、今回が2回目。地元消防団の協力もあり、東山田中学校周辺の子どもたちや家族連れなどを中心に約100人が参加した。
当日は阪神・淡路大震災のような都市直下型の大地震が来たことを想定し「大きな揺れを感じたらまず何をするべきか」などのディスカッションからスタート。非常食の備えや家具転倒防止グッズの有無などを確認し、大人も子どもも真剣に話し合った。
その後は災害救助用炊飯袋で作ったカレーを試食。この袋は耐熱性に優れ、米を入れてそのまま煮ると温かいご飯が炊きあがるというもの。通常より少ない水で大量のご飯を作ることができ、緊急時の調理器具として備蓄されている。カレーは参加者に振る舞われ、「いつも食べているお米と変わらない」などの声があがった。最後は消防団らが発災時の行動や注意点を参加者に呼びかけ。東山田地域の交流を深め、防災意識を高める場となった。
参加した渡辺金太郎さん(15)は「みんながどういう防災対策しているのかが詳しくわかった。うちでは家具転倒防止のストッパーをつけていたけど、非常食の備えはあまりできていなかったので、家族で話し合ってみようと思います」と感想を話した。
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