柚木荏田南地域の福祉活動推進を図る地区社会福祉協議会(以下地区社協)が誕生し、荏田南自治会館で5月17日、設立総会が行われた。
連合自治会ごとに組織される地区社協。今回で15地区目の設立となり、区内すべての地区社協がそろう形になった。
柚木荏田南地域は大部分が住宅地。約1500世帯が住み、自治会加入率は6割ほどのエリアだ。昨年9月に渡辺香征連合自治会長らが中心となり準備委員会を発足。都筑区社協などと協力しながら段取りを進めてきた。総会では関係者らが出席し、会則や役員の選出や、今年度の活動計画などを発表。会長は民生委員を務める長和義雄さん、事務局長は近藤享子さんが就任した。初期会員は約30人でスタートとなる。
今後、同会は区社協が主催する福祉農園まつりの参加、葛が谷地域ケアプラザのイベントに協力するほか、独自の講演会や相談サービスなどを行う方針だ。特に注力する取り組みは高齢者対策。団塊の世代が75歳以上になる2025年を見据え、地域の見守り活動や交流などの活性化を図る。
長和会長は「区内で最も新しい地区社協として、他地区の取り組みを学びながらオリジナルの事業を探していきたい。住民が『住んでよかった』と思える地域を目指していけたら」と話している。
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