都筑民家園(大棚西2)で8月30日まで、近隣中学校の美術部による海の生き物の作品を展示する「出現!都筑アクアリウム」が行われている。
同展示は8月から11月にかけ、遺跡公園を舞台にアートイベントを開催する「都筑・遺跡公園・民家園アート月間」の企画の1つ。中川中と中川西中の美術部35人が5つのグループに分かれ、3日間かけて作成。水族館をテーマに新聞紙や和紙で海の生き物を表現した。中には2mほどのダイオウイカやシャチなどの大作を手掛けたグループもあり、スケールの大きな作品の数々が並ぶ。また、囲炉裏に海藻を立てて小魚やエビのすみかを再現するなど、建物を生かした展示となっている。
作品制作を終えると、生徒からは「飾った時のバランスを考えて作るのが大変だった」「みんなで意見を出し合って作るのが楽しかった」などの感想が聞かれた。監修を務めた美術家の藤井志帆さんは「作品制作は自分の世界にこもりがち。他校の生徒と交流しながら美術を楽しむ姿が見られてよかった」と話した。
展示は期間中、午前10時から午後4時まで見ることができる(24日は休館日、30日は午後1時まで)。(問)都筑民家園【電話】045・594・1723。
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