大規模地震が発生した際に区民や関係諸団体の役割を明確にした「都筑区防災計画」。市が2012年10月に地震被害想定の見直しを行い、この結果、区では「元禄型関東地震」(6強)が発生した場合に最も大きな被害が起こると想定されている。
新たな被害想定で市全体の帰宅困難者は45万人、区で約3万4千人発生すると予想されている。区によると「都筑区は通勤者が帰宅困難者になる割合が高くなっているのが特徴のひとつ。『帰宅困難者対策訓練』を実施するとともに交通事業者や警察、消防など関係機関との連携強化を図っていきたい」としている。
帰宅困難者の安全確保、区内主要駅での混乱防止のためには「むやみに移動を開始しない」のが原則と言われている。これを回避するために存在するのが「帰宅困難者一時滞在施設」で区内では10カ所が指定されている。こちらでは水や食料、アルミブランケット、トイレパックなどを備蓄するほか、災害関連情報などの提供も行う。直近では今年2月に都筑地区センターで訓練を実施した。
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