寸劇で振り込め詐欺の手口を学ぶ参加者
かけはし都筑（荏田東４の10の３）で９月11日、都筑警察署、区老人クラブ連合会（大澤謙二会長）共催の「高齢者安全交通研修会」が行われ、約１１０人が参加した。
都筑署では高齢者に対して交通事故や振り込め詐欺などの防止対策を推進しており、同連合会の協力を得て初開催された。当日は２部構成で、１部では同署職員による高齢者の交通事故防止、振り込め詐欺の防犯対策などについて研修が行われた。
２部では部外から講師を招き講演会。県くらし交通安全課による振り込め詐欺の寸劇では、最近増えている手渡し型のオレオレ詐欺の手口をわかりやすく実演。また鴨居自動車学校（緑区）の70歳以上を対象とした自動車免許更新時に推奨する高齢者講習など、さまざまな取り組みが工夫を凝らして紹介された。参加者が初めて知った制度や詐欺の手口などに驚きの声があがる様子が見られた。
大澤会長は「これまでクラブ単体で防犯対策をしてきたが、警察署と協力してこれまでにない規模で開催できた。これからも定期的に開催して、高齢者にとっても住みよい都筑区にしていきたい」と話した。
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