定例会で質問に立ちました（港湾局編） 横浜市会議員 木原みきお
横浜市会の定例会が先週まで開催されていました。私は、港湾、建築、経済の各局に質問・要望をさせていただきましたので、３週に分けて順にご報告します。今回は港湾局です。
横浜港の貿易拡大
横浜経済のうち、港が占める経済効果は約３割ともいわれています。横浜港の貨物全体のうち約６割が海外向けであり、輸出の４割が完成自動車です。先日大筋合意されたＴＰＰでは完成自動車の関税撤廃に25年かかり、即時撤廃される多くの品目と比べ厳しい内容です。完成自動車の輸出が極めて重要な横浜港にとって楽観的な状況でなく、対策強化を強く求めました。
山下ふ頭の再開発
山下公園から見て氷川丸の右側が山下ふ頭で、現在は物流拠点ですが一部が２０２０年までに再開発され観光客などで賑わいます。その際、物流車両と一般車両がふ頭内に同時発生すると交通の混乱が予想されます。本牧ふ頭（ベイブリッジの足元）から山下ふ頭にかかる道路建設の早期整備を強く求め、新聞でも取り上げられました。港の姿が大きく変わります。
最後に
この20年間で海上輸送は約２倍、世界の人口は約１・３倍の73億人にまで増えました。この勢いを強烈に引き寄せる横浜港を目指していきます。
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