県高校駅伝競走大会(男子68回、女子32回)が10月31日、山北町の丹沢湖周回コース(男子7区間42・195Km、女子5区間21・0975Km)で行われ、新栄高校陸上部女子が4位、男子は5位入賞し、男女共に関東大会への出場権を手にした。男女同時出場は15年ぶり。
県大会では女子50校、男子79校が参加し、上位6チームが関東大会に進める。関東大会は11月21日(土)に千葉県で行われる。
雪辱果たした女子
昨年の大会で6位と16秒差で惜しくも7位だった女子チームは、今大会へかける思いが強い。橋本あずさ主将(3年)は「あと一歩のところで関東を逃した昨年の雪辱を果たせた。とにかく関東を目指して練習していた」と話す。
県大会突破に向けては、顧問の大西理也教諭(36)の案で、チームの目標を紙に書き、それを達成するために各選手が何をすべきか一目でわかる目標カードを全員で共有した。そのおかげで1人ひとりが目的意識を持って練習できる環境になった。
結果は1時間13分18秒で、7位の藤沢西に2分近く差をつけてゴールテープを切った。4区を走った小笠原玲奈さん(3年)は「声援がすごく励みになった。友達もたくさん応援にきてくれました」と話し、沿道の応援も力に変えて、関東への切符を掴んだ。大西教諭は「全員がしっかり力を出し切ってくれた」とメンバーをねぎらった。
男子は2連続出場
昨年に引き続き、関東大会を狙っていた男子チーム。安藤駿太主将(3年)は「大会があるからといって特別なことはしない。日々の練習をしっかりこなすだけ」と冷静だった。
1区から7区まで大崩れすることなく安定した走りを見せ、2時間14分37秒でゴール。日々の練習の成果を出した。
大会へ向けては、鈴木柚衣さん(3年)ら3人の女子マネジャーが手作りのミサンガやユニフォーム型のマスコットなどを各部員にプレゼント。安藤主将は「うれしかったです。力になりました」と頬をゆるめていた。
顧問の深谷昌昭教諭(50)は「チームが自信をつけてきた。本番では練習通りに走ってくれた」と話す。勝因については、「誰1人けが人が出なかったので、ベストオーダーで挑めた」ことを挙げた。
安藤主将は「関東大会でも普段通りの力を出し切りたい」と力を込める。
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