東方練習場を拠点に活動する硬式野球チーム、都筑中央ボーイズ(前田幸長会長)小学部が、3月26日から30日まで行われた第46回日本少年野球春季全国大会・本戦に神奈川県代表として出場し、準優勝した。2年ぶり2度目。
同チームは13年夏の選手権大会で全国制覇を成し遂げている強豪。本戦は予選を突破した全16チームでトーナメントが行われた。
全国大会への切符をかけた県支部予選の2試合はいずれもロースコアでの勝利。3月6日に本戦出場を決めてから打撃練習を強化した。都築克幸監督(32)は「『強く、思い切って振れ』という指導を徹底した。その成果が出てくれた」と目を細める。
1回戦は京都洛北ボーイズを9-4、2回戦は岡崎葵ボーイズを15-10で下し、打撃戦を制した。準決勝でもその猛打は止らない。広島ボーイズに初回、2点を先制されるも、その裏にすぐ3点を奪い逆転。そのまま追加点を重ね、8-5で逃げ切った。
しかし、3月30日の決勝戦は打線が沈黙。奈良葛城ボーイズの速球派投手を崩せず、4回まで2-1と1点リードを許す。5回に四球や味方のエラーでエース、慶野(よしの)壮司選手(12)がリズムを崩し、本塁打を打たれるなど一挙6点を奪われた。結果は8-1で5回コールド負け。初の春全国制覇はならなかった。
都築監督は「春は小学生最後の試合。他チームの戦力も夏より上がってくる中で、ここまでよく勝ち上がった」と選手を労う。本戦で全試合4番を任された志村和十茂(かずとも)選手(12)は「決勝で打てなかった後悔はあるが、中学ではさらに活躍できるように練習に励みたい」と決意を新たに、次のステージを見据えている。
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