寄稿 89 五大市政策研究会を開催 横浜市会議員 斉藤しんじ
8月4日と5日、旧五大市(横浜市、名古屋市、京都市、大阪市、神戸市)の公明党市議団が名古屋市に集まり、政策研究会を開催しました。毎年、各都市の持ち回りで主催しています。
今回は「子どもの貧困対策」と「防災対策の取組み」の2つのテーマで、各都市の取組みの報告や意見交換を行いましたので、ここで報告させていただきます。
子どもの貧困対策の基盤
横浜市は全国に先駆けて、子どもの貧困に関する計画を本年3月に策定しました。市民アンケートに基づき、子どもの豊かな成長を支える教育、保育の推進のため5つの施策の柱を立てています。
貧困の連鎖を断つ学習支援や進学支援、生活基盤を整える経済的支援等具体的支援を進めていきます。28年度は、中学生に対する放課後学びの場事業とひとり親家庭児童の生活・学習支援モデル事業の新規実施の他、これまでの支援事業の拡充も推進しています。
他都市の取組み内容の紹介もありました。今後国への要望として、重層的な子どもの学習支援の充実や親の雇用対策の充実、地域で見守る体制づくりなど重点政策の提案をまとめます。
防災対策の拡充
横浜市からは地域防災力向上について発表しました。横浜市民防災センターのリニューアル、感震ブレーカー設置事業、及び民間の地図データに、下水道台帳、地域防災拠点の流末管などの情報を重ね合わせたものを災害時の調査に活用する取組みなどを紹介しました。
他都市からは、地下街の浸水対策など地域の課題に応じた取組みの発表がありました。今後、横浜市の取組みの参考にしていきます。
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