川和小などで活動する川和バトンサークル「LITTLE STAR BATON TEAM」(和田昌美代表)は今月3日、「2016 JAPAN CUP マーチングバンド・バトントワリング全国大会」に出場。全21組が争う団体の部・ジュニア部門(中学生まで)で準優勝した。また、白谷浩乃さん(20)は9人が出場した個人の部・大学部門で3位入賞を遂げた。
音楽に合わせてバトンを操作し美しさや表現力を競うバトントワリング。同サークルは2009年から同大会に出場、団体優勝の経験もある実力派だ。
団体、個人ともに昨年と同じ成績だが、選手の思いは違った。団体リーダーの金井星来さん(川和中・14)は昨年も出場。ラストに数人がバトンを落とし、優勝を逃して涙をのんだという。今年はノーミスを目指して、夏休みはほぼ毎日練習した。安定性を重視して技のレベルを下げたが、ミュージカル曲を使ったリズミカルな踊りや、ト音記号の形に見えるように陣形を取るなど、工夫を凝らした演技を本番で披露。「去年の悔しい2位とは違い、悔いなくできた」と金井さんは笑顔で振り返った。
白谷さんは昨年と同じ曲・構成で臨んだ。緊張で演技がぎこちなかったという前回のリベンジをするためだ。本番までは歌詞を読みこみ、感謝の気持ちを歌ったこの曲の世界観を深め、表現力と完成度を磨いた。当日はバトンを投げて3回転しキャッチするというクライマックスの大技を決め、堂々3位に。白谷さんは「歌詞の『あなたが支えてくれるから頑張っていける』という気持ちを先生や家族に伝えようと意識した。自分らしく踊れました」と晴れやかな表情で話した。
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