都筑区医師会や区薬剤師会、昭和大学横浜市北部病院、区役所などが協力し、市内最大震度7を想定した災害医療対策訓練が12月10日、都筑区休日急患診療所で行われた。主催は地域医療・保健体制に関する都筑区危機管理対策協議会(水野恭一会長)。
区では震度6弱以上の地震が発生した時に、区役所と同診療所に仮設救護所を設営し、区民の応急救命処置にあたるとしている。
当日は医師や看護師、区職員ら94人が参加。訓練前に参加者は、災害時の患者重症度に応じて治療の順番を決める「トリアージ」について、同病院の門倉光隆副院長からレクチャーを受けた。実際の訓練では、顔面蒼白、頭頂部皮下出血、呼吸困難など患者の症状が記載された人型段ボールや負傷者役の学生、130症例をトリアージした。
その後、症状に応じて診療所内の各エリアに振り分け、医療救護隊の医師や看護師らは対応を確認しあっていた。水野会長は「いざとなった時に役立つよう今後も訓練をしていきたい」と話した。
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