寄稿 94 通学路の安全対策を推進 横浜市会議員 斉藤しんじ
横浜市会「平成28年第4回定例会」において昨年末、補正予算が議決され、小学校通学路の安全対策が実施されることになりました。
計1億円の補正予算
昨年10月末に港南区で発生した登校中の児童の列に車両が突入して1人が死亡、6人が重軽傷を負った痛ましい事故を受け、市道路局が通学路の安全対策を早急に検討しました。
そして、二度と繰り返さないようにと、市内全341小学校に設置されている「スクールゾーン対策協議会」から出された要望の早期整備のために、防護柵や路面標示の設置などに4000万円、カラーベルトの新設・補修費に6000万円が補正されました。
安全対策は市内33カ所にあんしんカラーベルト(通称グリーンベルト)を新設(約5・9Km)し、18区で同ベルトの補修(約18Km)を行うなどの内容。具体的にはガードレールや横断防止柵、路面標示などの整備のほか、歩道整備が困難な路線において、センターラインを消去するなどして路側帯の拡幅を図り、路側帯を緑色にカラー化して歩行者空間を確保する同ベルトの新設・補修も盛り込まれています。緑色の路側帯を拡幅することで車道幅員を狭くし、車両スピードの抑制効果が期待できます。
都筑区内での実施箇所について、折本小学校の通学路にあんしんカラーベルトを新設するほか、同ベルトの塗装が薄くなった場所などの補修を行う予定です。また、都田西小学校では転落防止柵を整備予定です。引き続き通学路の安全対策を推進していきます。
|
<PR>
|
|
|
|
|
|