都筑区と区連合町内会自治会(村田輝雄会長)主催の防災・減災講演会、災害時要援護者支援事業「つづきそなえ」活動発表会が2月13日、ハウスクエア横浜(中川)で開催された。
これは大規模地震や風水害による被害を軽減するため、区民へ防災・減災意識を高めることを目的としたもの。また区自治会町内会長の研修も兼ね、当日は自治会関係者や一般区民など約300人が参加した。
講演では、TVなどのメディアで防災アドバイザーとして活躍している防災システム研究所の山村武彦氏を講師に招き「地震や風水害等の大規模災害へのそなえ」を開催。国内外で数多くの災害現地調査を行っている山村氏は、現在区主催で行われている防災訓練は災害が起こってからの対処訓練である事を指摘し、災害を未然に防ぐ予防訓練の大切さを説明した。
また、実際の災害時には約75%の人がショック状態に陥り、さらにその半数が動けなくなる「凍りつき症候群」を発症するという。山村氏は小さな揺れでもすぐに玄関や窓を開け、逃げる癖をつける「生き残り訓練」を普段から実施していく事の重要性を説明。「普段の予防訓練の積み重ねが命を守る」と訴えた。
その後ふれあいの丘連合自治会(西潟純一会長)が同地区の活動の振り返りを発表し、どの世代も地域の課題に取り組める環境作りを目標に掲げた。
主催者を代表し村田会長は「みんなが支え合えばこの区はずっと住みたい街になる。今日学んだ事を生かしてもらえれば」と話した。
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