東山田公園のグラウンドで11日、凧揚げ大会が行われ、家族連れを中心に約100人が参加した。
東山田地区と山田地区の青少年指導員連絡協議会が主催。県知事から委嘱を受けた青少年指導員は、地域の子どもたちを対象にレクリエーションやスポーツ活動などを教えている。両地区では毎年この時期に凧揚げ大会を開催。都筑区が成立する前から続く恒例行事として親しまれている。
大会に合わせて、参加者は中川中コミュニティハウスや山田小学校など全4カ所で行われた凧作り講習を事前に受け、一から凧を手作り。親子で協力し合いながら凧をそらせたり、尻尾を取り付けるなど高く上がるように工夫をして作成した。また、そこに絵を自由に描いたり色を塗ったりして当日はカラフルな凧が持ち寄られた。
この日は快晴だったものの、グラウンドがすり鉢状なこともあって風が弱く凧が上がりにくい天気だった。指導員から「風向きをよく見て」「落ちそうになったら糸を引いて」とアドバイスされると、参加者はコツを掴み、次第に色とりどりの凧が空を泳ぎ始めるように=写真。元気にグラウンドを駆ける子どもの姿が見られた。
近隣に住んでいる山本千颯さん(7)は、凧揚げをするのはこれが初めてだったという。上げるタイミングに苦労しながらも「少しだけ上がった。楽しい」と笑顔で感想を話した。
また、大会後には東山田・山田小PTAから焼きそばと豚汁が振る舞われ、会場には終始楽しげな声が響いていた。
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