東方町のJA横浜きた総合センター、多目的グラウンド周辺で2月25日、第1回「未来へつなぐ つづき ゆめ駅伝」が行われた。子どもたちのためにと、区内小中学校のPTA会長有志らが奮闘し、初開催に漕ぎつけた。主催は同駅伝実行委員会(大隅めぐみ委員長)。
畑澤健一都筑区長が命名したゆめ駅伝は、「助け合う心」「信じ合う心」「思いやる心」を大会の中で子どもに学んでほしいという実行委員会の思いが込められている。
これまで区内では19年間、都筑区陸上連盟が主催する「きずな駅伝」が葛ケ谷公園周辺で行われていた。小中高校生のほか高齢者まで毎年、約200チーム、千人規模の大会だったが、今年度は諸般の事情で中止になっていた。
そこで昨年11月、きずな駅伝に参加するチーム数が多い茅ケ崎台小学校のPTA会長の大隅さんが区PTA連絡協議会の定例会で「子どものために駅伝を開催させたい」と打診。PTA会長有志らが会場の確保や都筑警察への協力依頼などに奔走し、ゆめ駅伝の初開催を実現させた。
会場となったグラウンドを貸し出した東方北部土地改良区の根本栄治理事長(65)は「ニュータウンにもこういった農産物の生産地があることをPRできるし、これまでのことを考え子どもたちのために使ってもらえたら」と快諾した。
区内在住の小学生93チーム、372人がエントリー。1チーム4人が襷をつなぎ、1人約1・2Kmを走って4区(約5Km)の合計タイムで順位が争われた。昨年はきずな駅伝に参加したという東山田小陸上マラソンクラブの宮本皐央(さひろ)君(東山田小)は「毎年楽しみにしているので走れてよかった」と笑顔を見せた。大隅実行委員長は多くの方に感謝しているとした上で、「子どもの輝く姿に元気をもらった。来年も続けられるようにしたい」と話した。
優勝チームは以下の通り。▽3・4年女子、ザ フリーダムラン(22分05秒)▽3・4年男子・男女混合、横浜すみれSC3年生(20分07秒)▽5・6年女子、サンデーズfeat.N(19分40秒)▽5・6年男子・男女混合、The pork boys(18分12秒)
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