酉年は「不動明王」の守り年―。
横浜市、川崎市、東京都内の28寺院からなる武相不動尊連合会は、5月1日(月)から28日(日)まで、12年に一度の武相不動尊大開帳を開催する。区内では3寺院が札所になっている。
慈悲深く、すべての人を救い守るといわれている不動明王を祀る相模国と武蔵国の寺院有志が、不動明王の縁日、28日にあわせて1969年に第一回目の開帳を実施。参拝者が28札所を巡ったのが始まり。平間寺(川崎大師)が発願寺で、結願札所は東京都日野市の高幡不動尊金剛寺。
都筑区内の10番札所、福聚院(齊藤清紀住職・池辺町)には、火の災難から守る「火伏の不動尊」を拝観できる。また、11番の観音寺(伊藤浩雅住職・池辺町)は「身代り不動尊」、12番の東漸寺(倉岡弘叔住職・佐江戸町)には150cm以上の「出世不動尊」が祀られている。
期間中は寺院に建てられた供養塔と不動明王を「五色の縄」と呼ばれる紐で結び、これに触れることでご利益を得られるという。
また、期間中は御朱印を保管するB5サイズ程の納経帳(500円)を用意。御朱印は300円。
福聚院住職で都筑区仏教会の齊藤会長は「各寺院を巡り、心の拠り所にしてもらいたい」と話している。
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