川和町にある川和保育園(寺田信太郎園長)で6月17日、「じゃぶじゃぶ池」作りが行われ、完成した池で元気に遊ぶ園児たちの姿が見られた。
これは父親同士の交流を目的とした、35年前から続く毎年恒例のイベント。当日は、園児の父親と保育士合わせて約60人が参加した。晴天にも恵まれ、園庭の土をスコップで掘り起こす父親たちの額には、汗がにじんでいた=写真下。池の中心には、ジャングルジムが設置され、カヌーに乗ることもできる。毎年、工夫を盛り込んでいくうちに、今の形になったという。
来年の4月から近隣の土地への移転が決まっている同園。寺田園長は「この場所での池作りは、今年で最後ということもあり、お父さんたちも気合が入り、素晴らしい出来になった。移転後も池作りは続けていき、子どもたちに感性を育んでもらいたい」と語った。
親子2代で池遊び
自身と子ども3人の2代にわたり同園出身の糸田正憲さん(緑区中山・37)は「私が通っていた時も『じゃぶじゃぶ池』はあった。自分が父親になって、池を作るのは不思議な感じがする。大胆に水遊びを楽しんでほしい」と話した。
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