仲町台地区センターで9月1日、地域住民同士で手作りランチを食べる「地区セン食堂」が開催され、高齢者ら10人が参加した。同地区センターが主催。
地域交流を目的にしたこの企画は、近隣に住む高齢者や主婦などが対象。以前から、一人暮らしの高齢者が地区センターに訪れる姿をよく目にしていたという同センターの鶴巻三佳副館長が「地区セン食堂」を発案した。人と会話しながら昼食を食べることができないかと昨年から定期的に実施し、今年は3回目の開催となる。
当日は、子どもが区内の小・中・高に通う母親たちで結成された、勇気の輪広がる会(松田久仁子会長)のメンバー5人が、あんパンやチョコチップパン、チーズパンなど7種類のパンを焼き、ビュッフェ形式で参加者に食事を提供した。そのほか、長ネギスープや彩り野菜、黒糖ゼリーも用意された。
参加者が席に着くと1人ずつ自己紹介を行い、ランチ会がスタート。同地区センターで太極拳を習うグループや広報誌、チラシを見てきた人など、さまざまな人が集まり、10人中9人が初参加だった。その後、松田会長がメニューの説明をし、参加者は本格的な料理に舌鼓を打ちながら、会話を楽しんだ。
仲町台在住で初参加の佐藤たづ子さん(77)は「パンが好きで応募した。近くに住む人たち同士で、話をしながら食べるパンはとてもおいしい。また参加してみたい」と笑顔で話した。
鶴巻副館長は「これからもこの活動を通して、地域に住む人同士が交流し、元気になってもらえたら嬉しい。気軽に食べに来てもらえれば」と話した。
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