中川西地区センターで9月9日、小学生を対象とした将棋教室が開催され、近隣に住む児童34人が参加した。同地区センター主催。
地域の子ども同士の交流を目的としたこの企画は、約10年前から定期的に行われている。この将棋教室で小学生に指導する(公社)日本将棋連盟普及指導員の太田洋一さんによると、今年に入り、参加者が増えているという。将棋界の最多連勝記録を塗り替えた最年少プロ棋士、藤井聡太四段の影響で同地区センターでも将棋ブームが巻き起こっているようだ。
当日は、1時間45分の時間内に子ども同士で数回対局し、成績をカードに記入。教室終了後、太田さんに提出し、1人ずつ採点され、次回参加時に級が与えられる。参加者はカードを見せ合い、同等の級をもつ人同士で対局していた。
また、初心者でも楽しめるようにと、駒の動かし方や戦略方法など丁寧な指導も受けられ、子どもたちは真剣な表情で話に聞き入っていた。
勝田町に住む鈴木蒼空(そら)さん(6)は、2回目の参加。小学校に入学してから、父親にルールを教えてもらったという。「駒の中では飛車と角行が好き。将来はプロ棋士になりたい」と目を輝かせた。
同教室は、毎月第2土曜日の午後1時から2時45分までの時間行われている。参加費200円。11月は休み。
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