県立荏田高校男子バレーボール部が小学生にバレーを教えるイベントが9月7日、荏田南小学校体育館で開催された。子どもの居場所づくりを行う「荏田南小学校放課後キッズクラブ」を運営するNPO法人荏田南はまっ子ランドが主催。
地域の子どもにバレーボールの楽しさを広めながら、互いにコミュニケーション能力を養う目的で行われているこの企画。7年ほど前から同所で、月1回程のペースで実施されている。
当日は、同校バレー部員25人と小学生90人が参加。12グループに分かれた児童らは高校生コーチのもと、レシーブやトス、アタックの指導を受けた。その後、参加者同士が入り交じっての試合がスタート。高校生が必死で笑顔を作り、泣いている子どもを慰めたりする姿も見られた。
参加した尾形尚さん(荏田南小1年)は「練習は難しかったけど、試合は楽しかった。またやりたい」と笑顔を見せた。
同法人の横手美枝子副理事長は「バレー部の子とまちで会うと、いつも元気にあいさつしてくれる。今後もこの活動を続け、地域交流していきたい」と話した。
「これも練習の一環」
この夏、3年連続でインターハイに出場した強豪の同校バレー部。指導して8年目になる齋藤雅明監督(50)は「いつも教えてもらう立場の部員たちが、この日だけは教える立場に回ることで、自立心を養うことができる。これもれっきとした練習の一環」と語った。
都筑区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
のすぽで助産師に相談3月28日 |
|