寄稿 子育て支援・教育環境の充実へ 横浜市会議員 斉藤しんじ
7月に3期目の当選を果たした林市長は9月8日、横浜市会で所信表明演説を行いました。最初に掲げた政策テーマが、「将来を支える人への支援の充実」です。
具体的な施策として、【1】小児医療費助成制度の対象年齢を、平成31年4月に中学3年まで拡充することと、【2】中学生の昼食のあり方として、家庭弁当も、事業者が作る弁当も、横浜型配達弁当「ハマ弁」も、どれも等しく選べる環境を整えるとの2点の決意をまず表明しました。
公明党横浜市会議員団は、20年以上前から、小児医療費無料化の提言と中学校昼食のあり方についての提案を重ねてきて現在の制度実現を推進してきました。
更なる制度拡充の取組み
小児医療費助成は我が党としても対象年齢を中学3年生まで引き上げることを要望してきたところですが、その目標が達成される見通しとなりました。しかし、助成を受けることのできる保護者の所得制限が設けられていますので、所得制限の大幅緩和、撤廃を目指してまいります。
一方、「ハマ弁」については、本年1月から全ての市立中学校で実施されていますが、喫食率は、まだ1・4%と非常に低いことから、注文方法をより利便性の高いものに改善し、30年4月から給食並みに値下げすることも示されました。さらに、「ハマ弁」の良さを生徒や保護者及び教員に知ってもらうことも必要と考えていますので、全員が試食をできる「ハマ弁デー」等を設けてより浸透していくよう推進してまいります。
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