池辺町にある杉山神社で9月23日、恒例の例大祭が行われ、地域住民ら約2000人が会場を訪れた。主催は池辺町連合自治会(鈴木一明会長)。
祭りの見どころの一つとして披露された「花籠の舞」は、戦前から続くとされる伝統行事で、一般的には神輿の露払いとして行われていた。花籠は池辺町神輿保存会らが中心となり、竹や和紙を使って毎年手作りで新調される。重さ約15kgの花籠を美しく回すために、地元町内会メンバーや中学校教諭、生徒などの持ち手たちが約1カ月間、練習に励んだという。下半身でバランスを取りながら巨大な花籠を回すダイナミックな舞が見られると、境内から大きな歓声が沸いた。
その後、花籠と神輿を持って町内を練り歩いたほか、演芸の披露や約100店の模擬店も立ち並び、多くの人で賑わった。
鈴木会長は「地域の方々が心を1つにして、昔から伝わる伝統行事を開催できることは大変嬉しい。今後も継承していき、住民同士の交流のきっかけとなってもらえれば」と話した。
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