市立川和中学校ハンドボール部の3年生5人が第26回JOCジュニアオリンピックカップ((公財)日本ハンドボール協会主催)の神奈川県選抜メンバーに選ばれた。
◇ ◇ ◇
JOCは世界で活躍する人材の発掘と育成を目的とし、各都道府県代表チームが日本一を争う大会。県代表には過去の大会の成績や練習会、選考会でのプレーを判断材料に男女各16人が選ばれた。
県内有数の強豪である同部女子からは、攻撃の要である佐々木陽香主将、スピードあるシュートが武器の西川采里(あやり)副主将、確実にボールを捕らえるキーパーの平井美玖選手が選ばれた。女子の選抜入りは3年連続。佐々木主将は「中学生のうちにライバルや仲間と戦える最後の機会。県代表として恥じないプレーをしたい」と意気込んだ。
夏の県大会で優勝した男子は初の選抜入り。威力あるシュートとスピードで攻守ともに活躍する星名貴大主将と、冷静さや体格を生かして守るキーパーの中山勇輝選手が選ばれた。「県代表の男子は全国に2年連続出ていない。イメージを覆したい」と星名主将は闘志を燃やす。また、同部の五味智香子顧問はかつて同じ舞台を経験。当時を振り返りながら「県全体のレベルは上がっている。この大会が競技を続ける中で一つの区切りだと思って戦って欲しい」とエールを送った。
選抜メンバーは週2回、他県の選抜チームや高校生と練習試合を重ねて最終調整中。今月30日に山梨県で開催される関東大会に臨み、上位4チームに食い込めば12月23日に沖縄県で開幕する本選に出場できる。
都筑区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|