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Q.口を大きく開けられません、顎関節症でしょうか?
A.顎関節症の可能性が高いと思います。「顎が痛くて口が開けられない」「口を開けると音がする」などの代表的な症状のものから、肩こりや頭痛の原因が顎関節から来ているものなど顎関節症は程度や症状の現れ方が様々です。
顎関節とは口を開けた時に耳の付け根辺りのくぼむところです(※イラスト参照)。顎関節症はむし歯や歯周病に次ぐ代表的な疾患で、10代〜30代の女性に多くみられます。寄与因子は様々で原因を特定することが難しいのですが、日常生活において顎関節症の予防や症状を軽減する方法について紹介したいと思います。
生活必需品となったスマートフォンですが、便利さゆえについうつ伏せや俯いた状態で使用してしまいがちです。姿勢の習癖は知らずのうちに顎に負担がかかりますので、スマホ以外にも読書や勉強など同じ姿勢で長時間過ごしたあとは身体を動かしたり、リラックスすることがポイントです。 また、頬杖をつく、食べ物を片方の顎で噛む、高さの合わない枕を使うなど、思い当たる習癖を見直してみてください。そのほかに激しいスポーツやクラリネットなどのリード楽器の演奏も顎に負担がかかりますが、予防のスポーツマウスガードやマウスピースを使用してみると良いかもしれません。当院ではマウスピースを使用した調整処置を行っています。オーダーメードのマウスピースを就寝時や勉強中など、同じ姿勢を長時間する場合に使用し顎への負担を軽減するものです。気になる方は相談を。
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