旭消防署 身近な製品に注意 火災 細心の注意を
火災が発生しやすいこの時季に消防署員らが市民にいっそうの注意を呼びかける「春の火災予防運動」が3月1日から7日、全市的に開催された。
旭消防署では1日、鶴ヶ峰駅周辺で駅頭キャンペーンを展開。無火災モデル地区の鶴ヶ峰地区町内会連合会(増田清一会長)も参加し、通行人に火災への予防と住宅用火災警報器を早急に設置するよう呼びかけた。 鶴ヶ峰連合の増田会長は「モデル地区ではあるが、連合内は範囲が広く火災も多い。積極的に注意を呼びかけたい」と強調していた。
8日には家庭防災員らを対象とした講演会を開催。独立行政法人製品評価技術基盤機構製品安全センター(NITE)の大森亨さんから、家庭内の身近な製品から発生する火災事故を映像で紹介された。大森さんは「事故の半分は誤使用や不注意が原因」と指摘。映像を見て、会場からは驚きの声が次々に上がっていた。
旭区内で今年1、2月に発生した火災件数は12件(3月9日時点)。原因の最多を占めたのは放火(疑い含む)で、6件だった。
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