被災地の復興を支援したい。多くの人々の笑顔が見たい。そのために、自分たちは何ができるだろう―。今月発生した東日本大震災を受け、旭区民ミュージカル、通称「旭(あさ)ミュ」のメンバーは、自分たちの歌と踊りで人々を元気づけようと、チャリティーパフォーマンスを行った。
このイベントは3月26日から3日間、サンハートや二俣川ライフ2階のエントランス前で行われた。パフォーマンスと一緒に、募金を呼びかけるというものだ。
2009年に発足した旭ミュは、2年間の集大成として28日に予定されていた「旭区民ミュージカルの日」に向け、稽古に励んでいた。しかし震災の影響で中止に。そんなときメンバーから「支援のため、自分たちができることをしたい」と提案があり、今回の開催が実現した=下写真。
参加した小山あずきさんと谷本真優さんは「心に届くよう願いながら歌った。みんなが明るい気持ちになれば」と笑顔を見せた。
4月1日からサンハートは、現在の(公財)横浜市芸術文化振興財団から、相鉄・神奈川共立共同事業体に、指定管理者が移行する。2年間旭ミュを担当した職員は「芽を育てる手伝いができた。これから大きな花を咲かせ、地域の方々に愛される劇団になってほしい」と話している。
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