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旭区版 掲載号:2011年4月7日号 エリアトップへ

ガールスカウト神奈川県第102団の団委員長 吉田 いづみさん 善部町在住 53歳

掲載号:2011年4月7日号

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「楽しむ」先の成長

 ○…震災を受け、毎年春に計画している足柄での舎営を中止。被災地の復興支援活動に切り替えた。「地震発生後に集会を開いて会員たちで地震体験談を語り合った。子どもたちから募金活動をしたいって声が上がって」。人を思いやる奉仕の心はガールスカウトの活動精神の軸だ。

 ○…102団は1995年、旭区内で3番目に発足。希望が丘地区センターを中心に現在は少女14人、成人19人の会員が活動している。入会は13年前。ガールスカウトはよく知らなかったが、こども自然公園での野外活動を見学し、小学1年生の娘が「参加したい」とやる気になったことがきっかけだ。「母親の協力が必要」と、翌年から自分も運営に参加。リーダーとして研修も受けた。2008年に前任から団委員長を勧められた。悩んだ末、夫から背中を押され引き受けることに。「家族の理解がなければできない」と日ごろの感謝を口にする。

 ○…今年20歳になる娘も成人会員として活動している。「長い目で見て、参加して良かったと思う」と実感を込める。幼いころは恥ずかしがって人前に出られなかったものの、中学生になって堂々と自分の意見を主張できるようになる会員もいる。街の清掃活動や高齢者施設利用者との交流など、幅広く取り組む。「活動後は必ず感想を求める。楽しむことで身につけていくものが多い」。少子化や子どもたちのライフスタイルが変化し、年々会員数が減少しているのが大きな課題だ。「PR活動もしているけれどなかなか…」と頭を悩ませる。壁はあるが「30、40年と長く続けたい」と前を見据える。

 ○…団の運営や仕事と、予定がない日はごくわずか。そんな中でもトールペイントやギターなど、挑戦したいことは多い。「ギターはキャンプで弾けたらいいなあと思って」と微笑む。「自分自身も高めていきたい」。真っ直ぐな目からガールスカウトの精神をのぞかせた。
 

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