旭区内で振り込め詐欺を未然に防いだとして、4月14日、旭警察署から銀行案内員と老人ホーム職員の2人に感謝状が送られた。
対象者は横浜銀行白根支店のロビー案内員、柴政之さんと、中銀ライフケア横浜希望ヶ丘の職員、藤木奈美子さん。柴さんは3月11日、事故を起こした息子から電話を受けたという女性客を不審に思い、森島清隆支店長に報告。送金先が知らない人だったことや、以前に息子から携帯電話の番号が変わったと連絡を受けていたことなどを聞き出し、詐欺だと判明した。「警察からの指導と前置きすることで、声掛けしやすくなった」と柴さんは話す。
藤木さんは3月28日、入居者の女性を呼び出し、タクシーで外出しようとする不審な男性を発見。「急にお金が必要になった。信用できる人が迎えに行くから、一緒に銀行でお金を引き出してほしい」と、息子から電話があったと女性から聞き出した。家族に確認を取るよう促したところ、本当の息子から金銭要求の事実はないと判明し、不審者は立ち去ったという。
旭区の振り込め詐欺は1月〜4月14日で8件。前年比で5件増えており、同署は注意を呼びかけている。
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