県立希望ヶ丘高校による恒例の文化祭「記念祭」が6月11日、12日に開催され、親子連れや学生、年配者ら幅広い世代でにぎわった。
同イベントは生徒主体で企画、運営される同校の代表的な学校行事。雨天に見舞われた初日は、屋外会場「前庭」のパフォーマンスが中止に。体育館では部活動や有志グループによる演奏、ダンスなどが披露されたほか、屋台や各教室の催しも注目を集めていた。
会場の一つ、新体育館ではドレスクリエイト部によるファッションショーが各日披露され、多くの来場者で会場は埋め尽くされた。
衣装の制作、ステージの照明、音響などは12人の部員がすべて担当。校内から選ばれた男子2人、女子26人のモデルが華やかな衣装に身を包み、ランウェイ(通路)を歩くと場内からは歓声が沸き起こっていた。
約30分のステージ本番に向け、春休みから準備を進めてきた。本番直前まで衣装の縫製を手掛けていた部員もいたという。「思いを形にして、多くの人に見てもらえるのが嬉しい」と部長の海津玲奈さん(3年)は手応えを話した。
記念祭運営委員長の羽山美優さん(3年)は「雨は降ったけれど、希高生のパワーとやる気で本番を迎えられた。来年以降もクオリティと独創性を引き継いでいってほしい」と語った。
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