旭区にゆかりのある戦国武将「畠山重忠」。命日にあたる6月22日に、鶴ケ峰本町の薬王寺で毎年恒例の慰霊祭が開催された。主催は旭区観光協会(佐々木明男会長)。
源頼朝の忠臣だった重忠は幕府の権力争いに巻き込まれ、鎌倉に向かう途中に鶴ヶ峰付近で討ち死にしたといわれている。区内には首塚や遺烈碑など、重忠ゆかりの史跡が多く残されている。
慰霊祭には濱陽太郎旭区長をはじめ、区内選出議員や重忠の末孫など関係者が参列した。
長昌寺の玄野孝善住職による法話も。玄野住職は「重忠公と呼ばれるのは、地元の人たちを助け、慕われていたからだと思う。自分に見返りを求めず、困っている人の力になれるのは素晴らしいこと」と話していた。
慰霊祭の最後には和讃の会による供養の唄「重忠公和讃」や、鶴扇会による「重忠節踊り」が奉納された。
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