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旭区版 掲載号:2011年8月18日号 エリアトップへ

今年度から旭区老人クラブ連合会の会長に就任した 田中 弘一さん 上白根在住 76歳

掲載号:2011年8月18日号

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仲間が元気の源

 ○…旭区内160クラブ、会員1万1700人をまとめる。区単位の会員数は横浜市内最多。「1万2000人にするのが目標。みんなで一つのことに取り組み、作り上げる楽しさや喜びを、一人でも多くの人に味わってほしい」と話す。「まずは会員同士、心を通わせて活気ある活動をしていきたい」と意気込む。

 ○…区老連が掲げるテーマは「健康、友愛、奉仕」。中でも重きを置くのが健康だ。「何をするにも、まずは自分たちの身体が元気に動かないと。シニアチーム=(イコール)元気な集団にしたいからさ」。グラウンドゴルフ大会や健康を進める運動講演会など、会員の健康向上に積極的に取り組んでいる。単体のクラブでは自治会と連携し、夏まつりなどの催しに参加することも。「子どもたちと仲良くなり、親御さんとも話がはずむ。世代間のつながりができるのは魅力的だね」

 ○…西区の出身。旭区には45年前に来た。「当時は畑が多く、スーパーもなかったなあ。今ではすっかり変わっちゃって、人口も増えたよ」と振り返る。2001年、地元自治会の老人クラブ「パワークラブ」を結成した。会員同士情報交換の場となる一方、関心が低い人をどう仲間に取り込むか、会員を増やすための課題もある。「自分が昔、老人会に誘われたときは正直”まだ老人じゃないよ、冗談じゃない”って思ってた。でも仲間とわいわい、一緒に何かがしたいと考えて始めた。もっとみなさんが積極的に参加してくれれば」と願う。

 ○…気分転換は仲間と一緒にカラオケを楽しむこと。「十八番はないよ」と笑うが、お気に入りは演歌全般だ。「声を出すことは明日につながるパワー。気持ちいいんだよ」。会長として常に意識するのは、「どのような組織にするか」ということ。「理想は一字一句正確に、自分が言いたいことをみんなで共有できること。一歩ずつ密な関係づくりをしていかなければ」
 

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