「関東管区警察局長感謝状」を受賞した旭交通安全協会会長 飯田 百二さん さちが丘在住 78歳
旭の安全、守って50年
○…警察や行政と協力し、交通事故防止活動推進の貢献者として表彰された。今年感謝状が送られたのは、県内で3人だ。「身が引き締まる思い。本当にありがたい気持ちでいっぱいだし、長年続けてきて良かった。これからもさらに、旭区内の交通事故防止を訴えていきたい」と意気込む。 ○…会長に就任し、今年で11年目になった。活動に参加し始めたのは、今から50年以上前だ。「民間人として、事故減少に少しでも貢献できればと思って」。現在区内会員は約7000人いるが、役員をはじめ会員は高齢化が進んでいる。「何とか若い世代にも参加してもらいたいと呼びかけてはいるんだけど。ボランティアだし、仕事が忙しいとなかなか難しいかな」。協会では事故防止のため、自治会や老人会など地域団体と行うキャンペーンや、小学校での交通安全教室などに力を入れる。「いろんな機関の協力があるからこそ細やかに動けるし、区民一人ひとりに呼びかけることができると思う」
○…生まれも育ちも旭区。人口が増えていく様子や住宅地が広がる風景など、区内の変化をずっと見てきた。地元の自治会長や連合会長、防犯協会会長など、多くの地域活動にも携わっている。「少しでも地域を盛り上げたくて。いろいろな団体に関わってるけど、自分一人で活動しているわけじゃないから」と話す。「自分は多くの人に支えられている。本当にありがたいことだね」と、感謝の言葉を口にする。
○…自分の畑で、キャベツや大根、白菜などを栽培。「品評会で賞を貰ったこともあるんだよ」と笑顔を見せる。育てた野菜は、市内学校の給食食材として提供している。「暑い日も雨の日も毎日面倒みるのは大変。でも子どもたちに美味しく食べてもらえれば、作業の苦労なんか吹っ飛ぶよ」。地域活動に農作業、忙しい日々は続くが、健康第一を心がける。「特別なことは何もしてないけどね」
|
|
|
|
|
|
|
<PR>