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旭区版 掲載号:2011年9月29日号 エリアトップへ

使用済みインクカートリッジ 市が回収箱設置へ  10月から272施設で

掲載号:2011年9月29日号

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真ん中のイラストが目印
真ん中のイラストが目印

 横浜市は10月1日から、プリンターメーカー6社が行っている家庭用使用済みインクカートリッジリサイクル事業に参加する。市内272施設に、カートリッジ回収箱=写真=を設置し、燃やすごみの減少、CO2排出量削減などを目指すとしている。

 この取り組みは「インクカートリッジ里帰りプロジェクト」といわれるもの。6社が家庭用使用済みインクカートリッジを郵便局や公共施設などで回収し、各メーカーのリサイクル工場でカートリッジ部品やパレット、コンテナなどに再利用する。3年前からスタートし、125の自治体で取り組まれ、全国的に広がりをみせている。

 すでに県内では相模原市、川崎市が参加しており、横浜市は10月からとなる。

 横浜市では、使用済みインクカートリッジは燃やすごみとして取り扱われる。市では、昨年度から進める「ヨコハマ3R夢(スリム)プラン」の基本計画で具体的に取り組む施策として、家庭系ごみの減量・リサイクル、適正処理対策などをあげており、今回のプロジェクトはヨコハマ3R夢プランと共通すると判断、参加を決めた。

 このプロジェクト効果により年間約144トン(カートリッジ約578万個分)、400トン(杉の木約2万9000本)のCO2削減を見込む。燃やすごみ削減を掲げる横浜市では”資源循環型”の取り組みになると考えている。

 回収箱は市内各区役所のほか、地区センター、図書館、地域ケアプラザ、各区の資源循環局収集事務所など、全域272施設に置かれる。この数は参加自治体の中でも一番多く、全国最多となる。回収対象は家庭用(インクジェットプリンター)のみとなっており、業務用は対象外となっている。

 同プロジェクト事務局によると「政令市の中でも人口が一番多い横浜市に参加いただいたことは、ごみの焼却量を含め大きな効果が生まれるのではないかと思う。全国にも大きな影響があるのでは」と期待する。
 

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