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旭区版 掲載号:2011年10月27日号 エリアトップへ

11月に行われる合同大会をまとめるボーイスカウト横浜第98団・団委員長 香月 精一さん 白根在住 65歳

掲載号:2011年10月27日号

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「良き大人」育てるリーダー

 ○…11月に開催される、区内7団のボーイ・ガールスカウトが一堂に集う合同スカウト大会で、幹事団代表を務める。今までは指導者で内容を決めていたが、今年は高校生と大学生に一任した。結果はまだわからないが、若い感性を生かした「素晴らしいものができつつある」と満足そう。でも本当は、口出ししたくて仕方がないという。もどかしい思いをぐっと抑え、当日を心待ちにしている。

 ○…団委員長を務める横

浜第98団は、旭区で3番目のボーイスカウトとして1973年に発足した。活動拠点は、木々に囲まれ、目の前には中堀川が流れる白根不動の森。「川にはザリガニやサワガニもいるし、近くには市唯一の滝もある。環境に恵まれてる」。お気に入りのこの場からは、何人もの子どもたちが、「良き大人」となり巣立っていった。今年で団委員長は12年目。「背中を見られてると思うと、一生懸命な姿しか見せられない」と日々奔走する。

 ○…ボーイスカウトを始めたのは長男が8歳の時に入団したのがきっかけ。当時は仕事漬けの日々でアウトドアとは縁遠かったが、実は、子どものころは自然児そのものだった。川で魚を捕まえて食べたり、ヘビをポケットに入れて遊んだり。キャンプの準備もお手の物だった。その経験は団との活動と重なることも多く、すぐにのめりこんだ。子どもが退団してからも継続し、今や孫のような子どもたちにロープやナイフの使い方を始めとした、いかなるときでも瞬時に対応できる術を指導している。

 ○…子どもたちはキャンプに行っても、夜はゲームに熱中することも多い。そんな現代っ子でも、ススキの葉で作ったバッタや、竹とんぼには興味を持ってくれる。子どもの関心は今も昔も変わらない。「年寄りが子どもとコミュニケーションをとれることに感謝。自然の中で学んだことを、ずっと体に染み付かせてほしい」。次世代のリーダーに、そっと願いを込める。
 

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