毎年恒例のイベント「若葉台文化祭」が、11月6日から13日に旧若葉台西中学校で開催された。
文化祭では地域住民や地域で活動するサークル会員らによる写真や絵画、書道などさまざまな作品が展示された。初日にはステージ発表も。合唱やフラダンス、吹奏楽演奏などが行われ、来場者を楽しませた。
戦争の悲惨さや平和の尊さを後世に伝えるため活動する「戦争体験を語り継ぐ若葉の会」(片岡正代表)のブースでは、戦争関連の写真や当時の新聞、日の丸寄せ書きなどを展示。広島平和記念資料館の協力で、原爆被害の様子をおさめた写真も紹介された。また広島、長崎、サイパンの慰霊碑へ千羽鶴を届けるため、折り鶴コーナーも設置。今年は地域の学校の協力で、それぞれの慰霊碑へ千羽鶴が届けられている。
10日には同会のシンポジウムを開催。横浜大空襲や、原爆投下2日後の広島を歩いた戦争経験者が、自分の体験を話した。
片岡代表は「会員は超高齢化しているが、元気な限り体験は語り継いでいく。戦争を知らない世代に、平和の尊さを改めて感じてほしい」と話していた。
同会では体験談をまとめた講話集を発行している。1部500円、希望者は【電話】【FAX】045・922・3327片岡さんへ。
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