市立左近山中学校(井上能子校長)で11月12日、社会人が教壇に立つ、職業講座が行われた。
講師が自分の仕事を語ることで、それぞれの職業への理解を深めるとともに、正しい職業観を身に付けさせようと、全学年を対象に行われている。今回は、船舶職員、スポーツインストラクター、図書館司書、水道局職員、幼稚園教諭、ゲーム業界、地域新聞、自動車整備・販売業、獣医師、食品調理、消防士、漫画家、スタイリストの13コースが設けられ、生徒は各々が興味のある分野を選択し、授業を受けた。
横浜市水道局旭・瀬谷地域サービスセンターによる授業では、水道メーターの読み方や、災害時の応急給水として使用する災害用地下給水タンクの立ち上げをレクチャー。地下給水タンクは同校に設置されているため、生徒らも実際に地下に潜り、立ち上げに挑戦。生徒らは真剣な表情で作業に取り組んでいた。
地域新聞のコースでは本紙旭区編集室の石森絵梨記者が「地域新聞の役割」をテーマに、タウンニュースでの取材活動や紙面づくりにおいての心構え、やりがいなどについて説明。授業の後半では、生徒同士で互いを紹介する取材を実践。生徒たちは趣味や好きな教科、将来の夢などを質問し合い、記事を執筆した。
受講した伊藤絵南さん(2年)は「取材では、話を膨らますのが難しかった。タウンニュースは地域のことがよく知ることができる新聞だと思った」と話していた。
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