秋の全国火災予防運動の一環で、区内施設と旭消防署(齋藤俊彦署長)による消防総合訓練が行われた。
ココロット鶴ヶ峰
鶴ヶ峰駅直結の商業施設「ココロット鶴ヶ峰」では11月14日に訓練を実施した。
中高層建物での火災における、施設と消防隊との連携強化を目的としたもの。訓練では、営業中に4階駐車場から出火し、初期消火や通報、避難誘導を行ったが、4〜5階に数名が取り残されたことを想定。
施設関係者らは通報や初期消火、避難誘導訓練などを行った。旭消防署による救助救出訓練では4階駐車場から、施設関係者扮する要救援者をはしご車により救出した。
ココロット自衛消防隊の嶋崎宣光隊長は「本で見るのと実際にやるのとでは全く違う。商業施設として火事は絶対に起こしてはいけないが、いざという時は今日の訓練を生かしたい」と訓練を振り返った。
聖マリ西部病院
聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院(矢指町)では11月17日、夜間時間帯に震度6の地震が発生し、院内でも出火したことを想定。警戒宣言が発令されると、院長代行の山前正臣さんが本部長となり、対策本部が設置された。職員らは本番さながらに、初期消火や情報伝達訓練などを行った。
山前さんは「緊張感を持って臨めた。実際の時は、消防と連絡をとりながらスムーズに対応したい」、齋藤署長は「今回の訓練で災害時の役割を確認してもらえたのでは」と話した。
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