横浜市民の生活意識を明らかにし、市政運営などに役立てようと毎年行われている「横浜市民意識調査」。昨年の調査で、市政への要望の項目「今後充実すべきだと思う公共サービスは何か」で、旭区だけが「病院や救急医療など地域医療」が最も多いことがわかった。
旭区以外の17区は、すべて「地震などの災害対策」だった。
回答は複数項目の選択が可能。回答を得た旭区民136人のうち、49・3%が地域医療を選択した。次いで「地震などの災害対策」「高齢者福祉」だった。
市全体では災害対策が44・9%と最も多く、次いで地域医療、高齢者福祉の順になっている。
横浜市によると「旭区と他区の病院数を比較しても、特別大きな差はない」という。しかし、「聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院のような、地域の中核病院が駅から遠いなど、立地の不便さで選択した人が多いのではないか」と類推している。
昨年は東日本大震災の影響を受け、災害対策を挙げる市民が多かったというが、2010年度は13区で地域医療が1位になっており、市全体でも最も多かった。
旭区・瀬谷区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>