横浜市中央卸売市場南部市場(金沢区)の有志らが希望が丘商店会フェスティバルで、南三陸町(宮城県)産の焼きサンマ約500匹を無料配布する。
同市場では、東日本大震災直後から、宮城県女川町に支援物資を届けたり、被災地で購入してきた商品を販売するなどして継続的な支援を行ってきた。復興イベントは市内外問わず開催しており、多い月は休み返上で毎週行うこともあるという。同市場の柴原哲さんは「お金を渡すことも立派な支援だけど、市場の人間にできることは、現地のものを買ってきて、売ってあげること」と話す。
メンバーの1人、大川貴志さんは今宿在住。希望が丘フェスの開催を知っていたことから、実行委員会にブース出展を打診、委員会は快諾した。「東北のものを食べることで、被災地と地域の距離が縮まれば。被災地では先行き不安のなか、できることをやっている。価値のある商品を味わってほしい」と話している。
南部市場のブースでは、
福島県や女川町の物産展も同時開催される。サンマの配布はなくなり次第終了。詳細は南部市場共栄会【電話】045・779・2870へ(午前9時〜正午)。
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