神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
旭区版 掲載号:2012年7月5日号 エリアトップへ

7月1日に横浜旭ロータリークラブの第44代会長に就任した 山崎 良三さん 保土ケ谷区在住 71歳

掲載号:2012年7月5日号

  • LINE
  • hatena

苦楽を生涯の道連れに

 ○…「固定観念にとらわれることなく、会を発展させたい」。歴史あるクラブの会長に就任し、今、頭に浮かぶのは「改革」という言葉だ。旭ロータリークラブには40代から80代の幅広い層のメンバーが在籍する。「世間からは敷居が高いと思われているかもしれないが、ロータリーの精神に共感してくれる人であれば大歓迎。第二の人生を考えている人にも呼びかけていきたい」。まだ見ぬ仲間の姿に期待は高まる。

 ○…7年前に保土ケ谷区に引っ越したが、20代から40年間、左近山で過ごした。2人の息子たちは地域の剣道クラブやボーイスカウトに入り、精神面、体力面で大きな成長を見せてくれた。「子どもたちは地域に育ててもらった。元気で素直に育ち、本当に感謝している」。クラブに入会したのも、そんな地域社会への恩返しの思いから。当時の気持ちを忘れず、活動に励む。

 ○…自宅に「山崎建築設計事務所」を構える。請け負う仕事は一般の戸建て住宅をはじめ、マンションやビルなど多岐にわたる。「クライアントに頼まれたものは何でも」とにっこり。会社勤めを経て、30歳で独立し、早42年。独立当初は経営面で苦労したこともあったが、そんな苦労も楽しむことにした。「苦あれば楽あり。苦しさを乗り越えてこそ、初めて達成感を味わえる」。これまでに手掛けてきた建物は数えきれない。その数だけ出会ったクライアントの笑顔が、次の仕事への励みになる。

 ○…48歳から始めたゴルフはなかなか上手くならないというが、大切な趣味のひとつ。これもまた、「苦あれば楽あり」だ。マイペースな性格で、チームを引っ張るのは苦手という。「できれば裏方でいたい」。だが、この一年はそうもいかない。チャリティーコンサートや震災孤児のケアなどやるべきことは多い。「背中を押されたからには、責任を持ってやりますよ」。ゴールの「楽」を目指して、クラブを統率する。
 

旭区・瀬谷区版の人物風土記最新6

寺澤 慶さん

左近山団地の学生団体「サコラボ」の代表を4月から務める

寺澤 慶さん

旭区左近山在住 22歳

4月18日

村田 浩一さん

25周年を迎えるよこはま動物園ズーラシアの園長を務める

村田 浩一さん

旭区上白根町在勤 71歳

4月11日

朝木 秀樹さん

横浜隼人中学・高等学校の校長に4月1日付けで就任した

朝木 秀樹さん

阿久和南在勤 61歳

4月4日

真山(さのやま) 英二さん

一般消費者向けのセミナー「失敗しない老人ホームの選び方」の講師を務めた

真山(さのやま) 英二さん

二俣川在住 50歳

3月28日

乾 充さん

4月1日付で横浜市旭区民文化センター・サンハートの館長に就任する

乾 充さん

二俣川在住 60歳

3月21日

志澤 希久子さん

古着や古布をリサイクルするファイバーリサイクルネットワークの副代表を務める

志澤 希久子さん

今宿在住 85歳

3月14日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月18日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

  • 7月20日0:00更新

旭区・瀬谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

旭区・瀬谷区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook