市政レポート せつまが語るNo.25 海外原発・被災地に学ぶ
放射線や放射性物質が人体に及ぼす被害を知るとともに、安全・安心への対策を考えようと、私、五十嵐を含む民主党市議団の5人は4月8日から16日の8日間、ウクライナのチェルノブイリ原発を視察してまいりました=写真左。
訪問したのはウクライナの首都キエフ市や、ドイツのボン市など。キエフから約100Kmのプリピャチにある、チェルノブイリ原発敷地内や周辺を視察しました。事故から26年経った今も、168もの町村は人が住めない状況です。原発従事者の居住地だった町も、今は廃虚と化しています。
惨状を目の当たりにし、あらゆるものを総動員して福島の復興に尽くす必要性を強く感じました。
ボンでは、生物多様性をまちの魅力アップに取り入れているようです。日本はエネルギー問題に直面していますが、環境と経済を両立できる再生可能エネルギーの推進など、ドイツの都市を参考に実現したいと考えるようになりました。
被災者を身近に
5月15、16日には「東北復興応援ツアー」と銘打ち、旭区民ら30人と宮城県を訪れました。がれきを積んだダンプカーが行き交う中、岩沼市や名取市をめぐり、被災された方々の冥福をお祈りしました。仙台市では横浜市派遣の職員から、震災廃棄物焼却場の作業工程について説明を受けました。
震災から1年以上が経つ今も、現地の厳しい状況に変わりはありません。息の長い寄り添う支援が必要との感想を、参加者から聞くことができました。
これからも市民の目線で共に学び、共に歩みながら旭区民の安全、安心について深く考え、行動します。
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