行方不明の少年の発見に貢献したとして、旭警察署は10月2日、県警本部の警察犬2頭を表彰。平田臣一署長から表彰状とドッグフードが送られた。
表彰されたのは雌のシェパード、ヴァーラ号と雄のレオン号。旭区内に住む少年(11)は9月18日午前0時ごろ、母親に叱られたことが原因で家出し、午前2時を過ぎても帰宅しなかったため、家族が旭署に通報。2頭が出動した。午前6時前から自宅や二俣川駅、鶴ヶ峰駅の周辺を捜索し、約2時間半後に自宅の自転車置き場で発見された。
当日は少年のシャツのにおいを元に、2頭が別行動で捜索。ヴァーラ号の訓練を3年半担当する、内幸一警部補(58)は「行方不明になって時間が経っているケースが多いが、今回は無事発見できた」、レオン号担当の若松幸隆巡査部長(42)は「広範囲の捜索にあたった」と振り返った。
県警本部には雄5頭と雌9頭、計14頭の警察犬が所属。2011年は県内で543件の出動があった。
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