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旭区版 掲載号:2012年10月25日号 エリアトップへ

県立産業技術短期大学校の文化祭をまとめる学生自治会長 杉本 のぞみさん 相模原市在住 20歳

掲載号:2012年10月25日号

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誰かのために 日々成長

 ○…昨年までクラス選出の実行委員が文化祭を主催していたが、今年からは学生自治会が運営を担う。「学生が主体となり、楽しめる文化祭」をテーマに7月から準備を進めてきた。当日は、飲食や展示など学生が考えたさまざまな模擬店が並ぶ予定だ。「気心が知れた自治会のメンバーで話し合いながら企画してきた。たくさんの人に遊びに来てほしい」。間近に控えた文化祭を心待ちにする。

 ○…学生自治会に入ったのは、「クラスでやる人がいなかったから」という消極的な理由から。自治会に参加するも、当時は活動が盛んではなく、仕事もまわってこなかった。「先輩が卒業するときに『ありがとう』って言ってくれたんですけど、私は何もやってないなぁって。今までやってこなかった分、『返さなきゃ』って思ったんです」。真っ直ぐな思いを胸に、自治会長に立候補。そんなとき、文化祭を主催するチャンスがやってきた。それだけに、自然と気合いも入る。

 ○…高校は普通科で進路は一般の大学を目指していた。だが高3の時、「机に向かう勉強よりも、実践的なものを」と思うように。「就職に役立つ技術を身に付けたい」という彼女に恩師が勧めたのが、産業技術短期大学校だった。4年生の大学に進学する友人が多いなか、短大校に進むことには不安もあったが、自分の知らない世界にどんどんのめりこんでいった。

 ○…専攻はデザインを具体化する技術を学ぶ「産業デザイン科」。自分の好きなものをつくる芸術とは反対に、「誰か」のためにつくるデザインという技術。卒業研究はWebのデザインが人の目にはどう映るかを調べ、効果的なホームページを探るという。学業は課題も多く大変というが、日々成長できる学校に全力を注いでいる。「学校生活では先生や友達に支えてもらってきた。考えすぎることも多いけど、誰かに頼って、頼られるような、濃い人間になりたいです」
 

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