神奈川県議会議員の合原康行氏が代表を務める「食と放射線を考える会」が、放射線への理解を深めてもらおうと、小冊子「食と放射線―放射線と共生するための『副読本』」を9月に発行した。
県放射線技師会の元会長らからなる同会。医療関係者をはじめ、一般の人にも正しい知識を得てもらおうと放射線技師の長谷川武氏、早瀬武雄氏、上前忠幸氏が編集・執筆した。
冊子は6章に分かれており、放射線の種類や性質、リスクなどの基礎知識や、食品の放射線汚染の実態や安全基準、内部被ばく軽減のための食品摂取の方法などが記されている。最終章はQ&Aで放射線の疑問に答えている。
合原代表は「放射線の全てが危険であると誤解されがちだが、食物を守るために放射線照射を利用することもある。放射線と共生するためにも、正しい知識を持って」と呼びかけている。
1冊1100円(送料込)。冊子の購入・問い合わせは神奈川放友会【電話】045・681・7573へ。
旭区・瀬谷区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>