大会に出場した学生たち
横浜システム工学院専門学校（杉山勝巳学院長）＝東希望が丘＝のマイコン・ロボット科の２年生チーム「ＹＳＥ-ｄｅｓｉｒｅ12」と１年生チーム「ＹＳＥ-ｗｉｓｈ12」が、９月29日に神奈川工科大学で開催された「ＥＴロボコン」南関東地区大会に出場し、走行競技の部門で２年生が準優勝、１年生が３位に入賞した。
ＥＴロボコンは、倒立二輪ロボットが自律走行するタイムを競う「走行競技」と、ロボットを動かす設計図を競う「モデル審査」の合計で総合評価される。南関東地区には34チームが参加。総合での入賞は逃したが、出場チームの半数以上が企業という中、健闘を見せた。
ロボットは光の値を読み込んで走行する。そのため、会場の照明の角度などでも調整が必要になることから、瞬発的な対応力が求められる。長州（ながす）大貴さん（２年）は「現地での調整は大変だったが、常に意識を高めていた。１年生には来年、全国大会に進んでほしい」とエールを送った。同科の仲久保正人科長は「難易度の高い大会でよく頑張った。学生たちにとっても、良い刺激になったのでは」とねぎらった。
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