市立上白根中学校(加藤孝紀校長)で10月18日、横浜雅楽会による雅楽教室が開催された。
総合と音楽の授業のクロスカリキュラムとして、全校生徒を対象に行われたもの。同校では日本の伝統文化にふれてもらおうと、2年前から雅楽教室の準備を進めてきた。市立四季の森小学校5年生や保護者、地域住民らも参加した。
横浜雅楽会は県下の神社などで奉納演奏を推進するほか、市内の小学校で雅楽教室を開いている。
当日、同校の体育館には本格的な舞台がセットされ、厳かな雰囲気に包まれた。雅楽独特の音色が響くと、生徒たちは真剣な表情で聞き入っていた。「春のやよい」では、演奏に合わせて生徒たちが一緒に歌う場面も。
中盤では、吹奏楽部の生徒が楽器を体験するコーナーも設けられた=写真。生徒は琵琶や箏、鞨鼓(かっこ)などの和楽器に挑戦。吹奏楽部の腕前を発揮し、「和」の音を奏でていた。
加藤校長は「豊かな心を育てたいと思い準備してきた。さらに日本文化を理解してもらいたい」と話していた。次年度は、音楽の授業で楽器の直接指導を予定しているという。
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