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旭区版 掲載号:2012年12月20日号 エリアトップへ

12月23日に開かれる「三ツ境ポップフェスティバル」の代表 伊藤 嘉朗さん 瀬谷区在住 65歳

掲載号:2012年12月20日号

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理想の音 追い求め

 ○…今回で13回目を迎える「三ツ境ポップフェスティバル」。三ツ境北口駅前のライオンズバーで開催される同イベントは、地元のアマチュアバンドがポップスやジャズ、ブルースなどで盛り上げる。100枚のチケットは既に完売。「地域の人や近隣の商店も協力してくれて。地域ぐるみで開催するイベントになってきた」。地域に定着してきたイベントを心待ちにしながら、準備にいそしむ。

 ○…ミュージシャンとして活動していたこともあり、バンドの気持ちはよくわかる。「彼らが演奏できる機会をつくってあげたかった」。継続して行うためには楽しむだけではなく、目的を持つことも必要だ。そこで、チケットの収益で近隣の小学校に本を寄贈することに。地道な活動は実を結び、すっかり恒例イベントになった。出演希望も多いが、そこはプロの目で見極める。「実力がなければダメ。少し話をすればわかる」。質の高い音楽を届けるため、妥協はしない。

 ○…伊勢佐木町出身。兄の影響で16歳でギターを握った。仲間とバンド活動に明け暮れ、横浜のライブバーで演奏することも多かった。仲本工事をはじめ、プロと演奏する機会も多く「少しでも近づきたい」という一心でギターに打ち込んだ。17歳の時に東宝の芸能学校に入り、演技や声楽など芸能の基礎を学んだ後は、バンドを組み、美空ひばりや小山ルミ、内田裕也などとも舞台をともにしてきた。「芸能界ではいろんな人の生き様を見てきた。好きなことを精いっぱいやってきたなぁ」

 ○…現在は笹野台と瀬谷南台で居酒屋「深海魚」を開く。笹野台の店舗には楽器も用意されてあり、音楽好きの客が集まりセッションが始まることも。時にはリクエストに応えることもある。「音楽には終わりはないし、パーフェクトもない。いつまでも追い続けていきたいよね」。若手を育てる一方で、自分の音楽にもさらに磨きをかけていく。
 

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