昨年12月16日の衆議院議員選挙で神奈川6区(旭区・保土ケ谷区)から出馬し、当選を果たした公明党の上田勇氏(54)。本紙では3年3カ月ぶりに返り咲いた国政への決意を聞いた。
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――選挙を振り返り、感想をお聞かせください。
「自公連立を前提に臨みましたが、経済や外交など当面の重要課題にきちんと対応できる政権として、有権者から理解をいただいたと実感しています。問題は山積みだが、着実に取り組んで結果を残したい」
――地元ではどのような声が聞かれましたか。
「旭、保土ケ谷とも高齢化が進む背景もあり、医療や介護への関心が高いと感じました。東日本大震災では地元でも道路の陥没などが発生しましたが、都市インフラの老朽化対策など、防災に関する切実な声も集まっています」
――これから取り組みたい課題は。
「大きく3つあります。まずは景気や雇用対策など中長期的な成長力をつけ、日本経済を立て直すことが最優先です。次に外交、安全保障政策。アメリカや中国、韓国など周辺諸国との関係をはじめ、日本の外交を正常化しなければなりません。それから医療や介護、年金など社会保障については、安定した信頼できる制度をつくる必要があります。特に社会保障の安定化、財政の健全化のためには経済成長が不可欠と言えるでしょう。消費税増税をはじめ、歳入確保は長期的に避けては通れない課題です。景気・経済対策を実現することで、社会保障を安定させたい」
――旭、保土ケ谷区民にメッセージをお願いします。
「両区とも発展の可能性を十分に秘めています。地域の皆さんと協力しながら、活力あるまちづくりに貢献できればと思います。目の前の課題に対して責任を持ち、スピード感を意識して取り組んでいきます」
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