旭区の2013年度の予算案がこのほどまとまった。旭区が独自に行う自主企画事業費は前年度比3・4%減の1億2206万7千円が計上された。
自主企画事業には29事業が組み込まれ、【1】支えあう「安心」【2】「健やか」なみらい【3】「ふるさと」感じるつながり【4】自然にやさしいまち―の4項目を掲げ、12年度に立ち上げた事業等の継続を中心として、災害対策や子育て支援に注力していく方針だ。
【1】の重点事業「災害に強い区づくり事業」は前年度比144万3千円減の予算。減少は、前年度までに非常食の配備などが十分になされたことを受けてのもの。また広域避難場所より身近な「いっとき避難場所」が十分に知られていないことから、周知のための掲示板を新たに作成、設置する。
【2】の重点事業となる子育て支援事業では、今年度から取り組んでいる「支援者スキルアップ事業」(232万2千円)に注力。保育士などを対象に、児童虐待の専門家による助言などを継続し、養育支援を強化していく。また公立保育園で行っている育児支援について、より知って利用してもらおうと、母子手帳配布時などにリーフレットの配布などで新たにPRしていく。
区と局での連携事業としては「空き家・空き地の適正管理に向けた制度等検討事業」(300万)が新たに組み込まれた。放置された空き家等は防犯上も問題があり、近隣住民からの相談も多かったが、個人の財産であるため対応に苦慮していた。行政としてどのような対応ができるか、空き家等の把握も含めて対策の検討をしていく。
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